取材日誌

JapanDrone 2021@幕張メッセ プレビュー ~水中ドローン時代の幕開け?~

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みなさんこんにちは!

 

今回は2021年6月14日~16日に開催された幕張メッセでの

「JapanDrone2021」

に関して内容をご紹介出来ればと思います。

 

毎年国内のドローン業界の最新情報に触れることが出来るジャパンドローン展。

 

コロナ禍の2021年も関係各所の方々のご協力により、直接新しい技術に触れることが出来る機会が出来たことに感謝な3日間でした。

 

それでは今年のジャパンドローン2021について、気になる機体やブースなどをご紹介していきたいと思います。

 

 

JapanDrone 2021プレビュー

日本で初めての本格的な民間ドローン専門展示会&コンファレンスの単独イベント、Japan Drone 2021。

 

キーワードは

「ドローンを社会実装するスマート社会実現へ」

 

●開催日時

2021年6月14日(月)~16日(水)3日間

●開催場所

幕張メッセ  展示ホール / 国際コンファレンス:幕張メッセ国際会議場

 

全体概要

コロナ禍で行われたJapanDrone2021

 

どうしても2019年以前よりは人は少なくなってはいる気がしました。

 

しかし実際に私が行った最終日には思った以上の人が来場されていました。

 

やはり国内最大級のドローン展示会でもあるJapanDroneではあるので、ドローン関連会社はここに合わせて情報解禁などもしてきていました。

 

そしてその情報をもとに、自分も楽しみにしていた機体やサービスが何個かあったので、今回はレビューも含めてJapanDrone2021の内容をお伝えしていきたいと思います。

 

KDDI(空海両用ドローン)

ここに参加する数日前に水中ドローンの資格を取得していた為、KDDIのニュースをも見ており現場でどんなドローンか見るのが楽しみな一機でもありました。

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実際に見てみると、親機が子機(水中ドローン)を持って現場まで向かい、現場で水中ドローンリリースして調査・撮影を行うスタイルのようでした。

 

俗に言うサンダーバードスタイルですね! 笑

 

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水中ドローンは有線ドローンとなっていて、親機のドローンからケーブルが繋がっているようでした。

 

単純な疑問として、飛行+水中ドローン用の輸送などを行うので、親機のバッテリーは持つのかな?という疑問を持ちました。

 

またどのように両方のドローンを操作するのかな、と言った疑問を持って是非担当者の方に聞いてみたい!と思って周りを見回したのですが、あまりその周辺には説明する担当者の方は見当たりませんでした。

 

もしかしたらまだ展示用の試作品段階なのかな?とも思ったりしましたが、その時たまたま他のフロアに引っ張られていたのかな、とも思いました。

 

水中ドローンが今後発展していくためには、こういう形での施策も面白く、是非軌道に乗ってほしいと感じた一機でありました。

 

Sony(Airpeak)

奥のブースに陣取っていたのが、こちらも噂になっていたソニーのAirpeakです。

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国産としてはかなり優れている機体に見えました。

 

各パーツも公表されており、へぇーこんな感じなのかと思いながら見ていました。

 

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個人的な感想としては飛行時間はペイロード無しで最大22分とのことでしたが、a7S IIIとFE 24mm F1.4 GMという高重量の組み合わせを行うと最大12分の飛行となり、さすがに12分での飛行では良い素材は撮りにくいのでは・・・と感じたのが率直な感想ですかね。

 

一方基本的には10mも風が吹けば飛行中止を検討する、と言われている現在の状況から最大20m/sの風速まで実証実験で飛行可能なことが確認されているそうです。

 

これはさすが日本の技術、と感じた部分でもありました。

 

今後アメリカを中心に中国製のドローンを情報機器管理面での不安から使用中止するなどという流れがトレンドになってきつつあります。

 

しばらくは高性能なDJI製のドローンがシェアを占める時代は続くでしょうが、その次のフェーズでは国産ドローンが日本の空を多く飛び立つ姿を楽しみに待ちたいと思った一幕でした。

 

水中ドローン

個人的に今回のJapanDroneで最も目が行ったのが、

 

水中ドローンエリアでした

 

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幕張メッセの入口を入って、正面やすぐ左のエリアに水中ドローンのブースが複数ありました。

 

これが水中ドローンの幕開けなのか!

 

と感じるワンシーンでした。

 

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担当者の方に聞いてみると、水中ドローンのデモを行うと一気に通路の周りが埋まるくらいの盛況ぶりだったようです!

 

水中ドローン自体は、まだ事業としての実用例がまだ少ないらしく、これから見ていくと面白い事業のように感じます。

 

こういうところでチャンスを見出していきたいですね!

 

まとめ

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ということで、今回はJapanDrone2021について、個人的に気になった機体やサービスについてご紹介していきました。

 

もっと他にも気になるサービスがありましたが、またご紹介させていただければと思います。

 

このコロナウイルス騒動によって、このような展示会などで直接見たり触れたりする機会は減少してきました。

 

しかしそういう貴重な機会に担当者の方から話を聞かせてもらうことによって、ドローン業界も日々進んできているということを改めて実感することが出来たJapanDrone2021でもありました。

 

ここから労働力減少、非接触の需要。

そして中国製ドローンの規制など目まぐるしく環境が変化してきたドローン業界。

 

その中でも商機を見つけて、次の一手を打つことが出来ている企業に触れることが出来たのは、今回の私が感じた収穫でありました。

 

面白いサービスを見つけながら、それを利用する方の役に立つことをドローンを使って実現していく。

 

そんな気概を感じられる方々と交流が出来て、私自身の刺激にもなった良い展示会となりました。

 

それでは本日もありがとうございました!

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