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ドローン企業でのWEBマーケティングの仕事 これからは広めていくことが必要なフェーズに

ドローン企業でのWEBマーケティングの仕事 これからは広めていくことが必要なフェーズに

企業の中で大きく売り上げなど今後の方向性に関する舵取りの際に重要性が増してきたと言われている業種がマーケディングです。

 

マーケティングと言っても紙媒体や直接人との対話などを重要視するオフラインのマーケティング。そしてサイトやWEB広告などを駆使したオンラインでのマーケティングなど方法は多岐に渡ります。

 

ただこれらの共通している部分として、データによる客観的事実を見ながら会社や事業の方向性を決めていくといった経営にも直結するような重要な判断を行う指標であるということです。そしてそれらの人材を必要になってくるフェーズになっている業界のひとつがドローン業界でもあります。

 

そこで今回はドローン業界でのマーケティングの必要性。そしてドローン業界でマーケティングの仕事をするために必要なスキルや考え方などをご紹介していきたいと思います。

 

 

ドローン企業でのWEBマーケティングの仕事とは

マーケティングと一言で言っても、社内外のデータを分析するマーケティングやWEBや媒体を使って自社サービスを広げていくマーケティングがありますが、今回は社外へ自社サービスを広げていくマーケティングについてお伝えしていきたいと思います。

 

その中でも主にWEBを使ったマーケティングについて、今回はご紹介していきたいと思います。

 

ドローン業界におけるWEBマーケティングの必要性

2000年代以前は主に広告と言えば、新聞や雑誌などの紙媒体、そしてテレビなどのマス広告が広告全体のかなり多くのシェアを占めていました。しかし2020年代の現在では既にこれらの紙媒体やマス広告を上回る勢いを見せているのが、インターネット媒体を介した広告を配信しているWEB広告になります。

 

ドローンの業界における現状からお伝えさせていただくと、肌感としてまだそれまでの人脈や繋がりで仕事を取ってきているところが多い印象があります。もちろん一部のドローンスクールなどでは非常にWEB広告にやSEO媒体に力を入れているところも見受けられますが、現状身の回りのドローン企業の仕事を取る過程などを見ていると、それまでの会社や個人での人脈やコネクションを活用して、空撮の依頼に繋げているという案件をよく見かけます。

 

このこと自体はもちろん悪いことではなく、人の繋がりで仕事を広げていくことは大切なことではあります。ただその一方ドローン企業がここからもう一つ羽ばたいていくためには、よりドローンを使おうかなと思っているけれども一歩踏み出せないような、潜在的な需要も掘り起こしていかなければならないフェーズに入ってきている印象を持っています。

 

その時にWEBマーケティングに精通している人材を活かすことが出来れば、よりそのドローン企業の仕事の幅も広がっていく、そんなフェーズに多くのドローン企業が差し掛かっているのです。

 

WEBマーケティングの仕事に就くには

これはドローン企業に限らずではありますが、WEBマーケティングの仕事の入り口としては基本的に経験者採用が多い傾向があります。特にSEO関連でサイトの検索順位やグロースに貢献した経験。WEB広告関連では広告代理店の対応を行っていたであったり、実際に媒体を触りながら運用の経験がある、といったような経験が問われます。おおよそ最低限でも1~3年と言ったところが基準でしょうか。

 

一方勢いがある分野でもあるので、未経験でも採用してくれる企業もあります。そういう方はしっかりこういうことをしたいというビジョンを持って企業の門を叩くと、道は開けるかもしれません。

 

ことドローン企業でのWEBマーケティングを行いたいと志望されている方は、人が少ない企業が多いため、基本的には前者の経験者が入れる分野であることが多いです。もし、WEBマーケティングでドローン業界を盛り上げたいと志しておられる方は、一度未経験でも経験を積むことが出来る広告代理店や自社運用している企業を経験したあとに、ドローン業界に挑まれるのが最短の道ではないかと思います。

 

必要なスキル・知識は

前述にも書きましたが、おそらくドローン企業でWEBマーケティングを行う際に求められるものは案件の獲得と企業の知名度アップなどが考えられます。

 

想定される役割

●案件の獲得→ WEB広告・サイトSEO対策

 

●企業の知名度アップ
→ WEB広告・SNS活用

 

主にこのような施策が実際に働いた際には求められるのではと思います。

 

また最適な広報施策を選択できることも求められるスキルの一つになります。数万円程度のドローンを多くの消費者にECで売る戦略と、1件数十万円の空撮案件を契約締結まで繋げる時では出す媒体や戦略が変わってきます。その各種戦略が本当に企業が求めている結果に繋がりやすいのかどうか、といった見極めが出来るようになることも必要なスキルになってきます。

 

企業の知名度を上げるためには、本来SNSで広告費無しで広められるはずだったのに、WEB広告で思いっきり予算を投下してしまってダメだった・・・といったようなことが起きないためにも、経験を積んでおいてそれを企業に還元できる状態になっておくと、非常に仕事がスムーズに進ませていけることが出来るでしょう。

 

実際に行う業務

今現在ドローン企業で行われている実際のWEBマーケティング施策は、このような使い方が見受けられます。

 

ドローン企業WEB施策

●WEB広告
→ドローンスクールの募集、空撮の案件獲得 etc

 

●WEBサイト
→企業広報、各案件の獲得、コラムなどの発信 etc

 

●SNS活用
→企業広報、空撮動画などでの知名度獲得 etc

 

WEB広告では、主にドローンを業務などで使用する方向けの資格取得を目的としたドローンスクールの集客。また空撮を主に業務としている企業の空撮案件獲得のための広告がよく見受けられるところです。どのようなターゲットに対してどういった訴求をすればいいのか、といった部分が問われてくる部分であります。

 

サイト運営に関しては、企業の広報的な役割である事業紹介からニュースやコラムなどの発信から企業知名度アップへの貢献。そして自然流入の顧客を獲得できるようになれば、それが企業の資産としていくことが出来ます。

 

SNSに関しては主に企業広報の部分が大きくなってくると思いますが、WEB広告なども含めてドローンで撮影することが出来る動画素材は非常に強い武器となります。多くの人が1秒も満たない中で目を引く空撮映像を活かしながら、より効果的な広報活動に利用していくことができます。

 

とこのように、ドローンで撮ることが出来る素材の特性なども活かしながら、よりその中で他社と差別化出来る仕組みづくりをすることが出来るようになることが、ひとつのドローン業界におけるマーケティング人材として必要となってくる部分になることでしょう。

 

今後のドローン業界での展望

中国やアメリカをはじめ海外から輸入されてきたドローンカルチャーも、徐々に国内でも空撮ということが当たり前になってきて、国内ドローン市場も次のフェーズに進んでいっています。

 

その中で黎明期を過ぎたドローン業界が次のフェーズで必要なことは、既存や新しい他業種などのツールも駆使しながらよりドローンというものを世間的にスタンダードにしていく、当たり前に飛ばしたり楽しんだりすることが出来る環境作りをしていくフェーズになってきます。

 

その際に、もしこれまであなたがマーケティングの勉強を行ってきたのであれば、その力はドローン業界にとって大きな力となり得るでしょう。またこれから学びたいという方も、ドローンに興味を持ちながらマーケティングを学んでいくことによって、より自身のキャリアの幅も広げることが出来る機会とすることができるようになるでしょう。

 

現状のドローン業界は、空撮という意味では少し飽和状態になっていて業界自体が横ばいになっているという感想をお持ちの方もいらっしゃるかもしれませんが、既存で行われている仕事に以外に関しては、まだまだドローンが出来ることの可能性は無限大に広がっています。そのまだ開拓されていない需要の喚起、そしてそれを仕事に繋げることが出来たなら、それはあなたがパイオニアとなったということを意味します。

 

0から1を作り上げていくことを楽しみながら、マーケティングによってサービスを拡大させていきたい! という意思を持っている方であれば、ドローン業界は絶好の場所です、ということをお伝えして今回は終わらせていただければと思います。

 

本日もありがとうございました!

 

 

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